読書:RFP&提案書完全マニュアル

「RFP&提案書完全マニュアル」永井 昭弘・著。

先日、久々にお会いしたITベンダーの社長は、この著者である株式会社イントリーグの社長・永井氏。
始めて永井さんにお会いしたのは、永井さんが IBM を辞めてイントリーグに入社した頃で1992年だと思う。当時のイントリーグは Mac の会社だった。

「RFP」は「Request For Proposal」の略で、「日本IT業界では「提案依頼書」の意味で使うケースが最も多い」としている。
システム構築を依頼する企業(ユーザ)と、それを請け負うITベンダーの間で意思疎通がうまくいかずに大変だったという事例は多い。それを回避し、より良いシステム作りをする上でのノウハウがわかりやすく説明されている。

「何を」「いつまでに」「いくらで」したいかを明確に伝えること。とは言っても、両者にはいろいろな思惑がある。そのための駆け引きをするわけだが、果たして、その駆け引きは有効なのか?という事も書いてある。

私もそれと同じ意見で、私の(そしてテレパスの)方針は「正直ベース」で進めること。そのことで話しが早く進み、全体の工程にも良い影響が出る。永井さんも同じように考えているように思う。
ユーザ側はもちろん、ベンダーにも参考になる本。

この本は日経BP社の雑誌「日経システム構築」に連載したものが書籍化になったそうだ。なお、10月26日~29日に東京ビックサイトで開催される「WPC EXPO2005」のWPCフォーラム「コンピュータ・ネットワークトラック」の28日に永井さんの講演が予定されているようだ。