千の風になって

秋川雅史さんの「千の風になって」がクラシック部門では異例のヒットのようだ。
今朝のTVに出演して歌っているのを聴いた。
千の風になって

この曲のCDは実家にもある。
2004年春に父が他界した後、沈み込んでしまった母をなぐさめるために、母の知り合いの方が紹介してくださった。

気仙沼・ワンテンビルの「ミュージックライブラリー」で買い求めて聴いた。たしか、新井満さん自身が歌っているバージョンだと思う。
千の風になって

母に「CDデッキの使い方」を教えながら、一緒に何回か聴いた。新井満さんの詩の朗読も聴いた。父が亡くなって沈みこんでしまった母娘にジーンとくる歌詞だ。それからの私はちょっとした風にも「いま父が語りかけたのかもしれない」などと思いながら今日まで暮らしている。

新井満さんは不思議な方だと思う。何かの本で読んだ「いい加減」の解釈は気に入っていて、よく使うことの一つだ。

悲しき集合住宅・騒音事情

今年は、ちゃんと楽器を練習しようと思って励んだところ、「うるさい」と苦情が。ちゃんとヘッドフォンをしてキーボード(YAMAHA KX88)を弾いているのに。

ところが鍵盤楽器ってのは、ヘッドフォンをしていても、鍵盤を弾く時の「カタカタ」という音が振動とともに響いているらしいのだ。お隣にはそれが「ドンドンドンドン」とうるさく響くらしい。

あーあ、悲しき我が家。
とりあえず、夜中に弾くことを自粛ってことで勘弁していただけないだろうか。

山野楽器から「ハンドロールピアノ」というのが出てる。これで練習してみる? 路上ライブもOK?w

ブルーノート:FOURPLAY

ブルーノート(Blue Note Tokyo)に「FOURPLAY」を聴きに行く。

Bob Jamesを見たのはいつだったろう? どこかのコンサート会場で、とても盛り上がっていて、感激してマジで涙が出た。20世紀の話。それ以来。FOURPLAYとして聴くのは始めてかも。

FOURPLAY

6時半の開演のちょい前に着いてしまった。「ピアノが見えるところを」とお願いして、Bob Jamesのまうしろ。端っこではあるが一番前のテーブル。3人掛けの真ん中にポッカリと空いた席に案内された。Bob Jamesの顔は見えないが、やってることは後ろから手に取るようにわかる。

ホントは15時開始の入場券配布にそなえて早く行くべきなのだが、、、全然ガッツないんですね、私は。

オレンジジュースが運ばれるとすぐにFOURPLAYが拍手で迎えられる。ワオーっとライブのなんともいえない興奮。先日買ったばかりの最新CDも聴き込んだので、どの曲が来てもバッチリっすよ。

ボブのピアノはもちろんだけど、ネイザン・イースト(Nathan East)のベースが好き。それにハービー・メイスン(Harvey Mason)のドラム、そしてラリー・カールトン(Larry Carlton)っスよ。フュージョン好きには泣けます。

私はノリノリでごじゃる。ソロがカッコいいし、息がバッチリなのね。ゴキゲンなソロが来て、それをベースとピアノで掛け合ったりして、「お、そー来るの?」って盛り上がって。そんな時、ネイザン・イーストと目が合うんだけど、ま、こういうのは気のせいでしょうね。

「X(ten)」という最新CDの「Turn About」は盛り上がり。「yes, please!」というCDの「Blues Force」はラリー・カールトンらしいギター。FOURPLAY結成して15年だそうで、最初のCDから「Midnight Stroll」を。この頃のギターはリー・リトナーだったのよね。再び「X」から「Kid zero」では、ベースを弾きながら、それと同じフレーズを歌うという、ジョージ・ベンソンが同様の事をギターでやってカッコいいーって思ってたけど、それをベースでやっちゃうのよ。すごいわ。

ボブが弾くグランドピアノはYAMAHAで、ペダルの切り替えでストリングスの音色を出す。それとは別の音色を一カ所(数小節)だけに使う時、PAではWindowsのソフトで音色を用意してあった。ボブが左手で合図を送って切り替え。つまりはソフト音源よね?

グランドピアノの上に私の席からはメーカーは見えないがシンセが1台乗っていて、それでオルガン系の音色を出す。これはいつものスタイルね。

最後まで良かった! カッコいい。もういい年齢のはずだけど熱いの。

ステージを降りると私のテーブルの横を通る。その時に、ネイザン・イーストがまっすぐ、私の目を見てやってきて握手してくれたのであります! わーーー!感激っス。やっぱ、目が合ってたと思うよ。マジ。

興奮さめやらぬまま表参道を歩いて帰る。表参道ヒルズの前は始めて通ったシ。遅ッ。
FOURPLAY

ブルーノートでのライブ(1stしか行ったことがないけど)は、アンコールを含めて1時間半くらいか。あと2曲やって欲しい。2ndでは違うのかどうかはわからない。それに高い。本日のチケットは税込みで10500円。それに飲食代が加算される。私はオレンジジュースだけだったので1000円弱だが、他の人は1万円札がポンポン出てた。世の中、景気が良いのでしょうか?

良い点は、後ろの方の席でも、それなりにちゃんと見えること。だからやっぱり、また行きたくなっちゃうのねー。

セッション:マイルス・カフェ

会社の人に教えてもらって、池袋のマイルス・カフェ「超初心者クラス」に参加した。
マイルス・カフェ

わたくし、本当はJazzピアノをやりたかったのだが、Jazzって、何をどうすればいいんだか全然わからず未経験のまま今日に至る。コードも理論も何も知らない。

好んでよく聞くのはフュージョンだが、それも遊んだ程度。それで昨年、一念発起しフュージョンバンドに参加したら、アドリブが全然出来なくてショックを受けており、、、それでまぁ、一からやってみようと思ってるわけだ。

超初心者クラスの参加者は9人。
ピアノだけ2人。
あとは実にバランスが良い編成で「Now’s the time」1曲だけを繰り返し演奏する。

「超初心者クラス」なのに、、、エーーー! 全然、超初心者じゃないジャン。皆さん、すごいうまい。マイルスも「(超初心者にしては)今日はうまい」と数回言った。うまいのだ。いきなりの2コーラスずつのアドリブ。私は小節を見失い、、、どこー? なにー?

もう一人のピアノの方が上手で落差がひどい。皆さん、すみませーん。

■本日、習得したこと。
1. Jazzは、会話する時と同じように人の話(演奏)をよく聞くこと
  →これは嬉しいことを教わった。
   私はJazzは、ガガガ、ガガガ・ンガンガ・ガガガと力強く弾き続けることかと勘違いしていた。でも、、、あまり人の演奏を聞けてないし。。。

2. 左手のコードは他の楽器の邪魔にならないように、それでいて効果的に入ること。
  →私は弾き過ぎ、押さえすぎ。3度と7度を基本に押さえること。

3. テンポを大きくとる
  →かなり速いテンポでやったので、私は1拍ずつカウントしていたら、そうではないと。大きくとるって難しいね。

とても勉強になったし、他の人とセッションするのは楽しい。しかーし、私は小節を見失う、アドリブとれない、リズムくずれっぱなし。なによりJazz的作法を知らなすぎ。マイルスから「超超初心者クラス」でその辺りからやってはどうかとアドバイスを頂く。私もそう思った。

その後、初心者クラスを少し見学する。こちらは30人以上だろうか?すごく人が多い。さっき、超初心者クラスにいた人も3人くらい参加している。皆さん、うまい。これで初心者なの?ウソでしょ。

MMC忘年会 & ライブ

Macで音楽クラブ(略してMMC)」の忘年会。
東急目黒線で目黒から一つ目の「不動前」駅・すぐ近くの「やきとりKING」を借りての忘年会、そして演奏。

「Macで音楽クラブ」の皆さんと組んだユニットは、Vo兼Gt、 Bass、 Cajon(カフォン)、メロディオン(鍵盤ハーモニカ)、そしてキーボード(私)の5人。すべてオリジナル曲。

Macで音楽クラブで作成したCDに納められているし、合宿で歌ったりしているので、会員には馴染みの曲もある。

全員が集まって練習したのは、実に本日の2時間強。でも、みんなはちゃんと出来ちゃうのよね。私はたくさん間違えてしまいました。ごめんなさい。

もっと練習して、次回はもっと上手くなりたいな。

DVD:THE BEST WORKS(福耳)

仕事がたてこんでしまって、申し込んでいたのに「CSS Nite」も行けず。見通しが甘くて反省。この数日は帰りも遅く、小太郎は不機嫌。

そんな中、「福耳」の「福耳 THE BEST WORKS(初回限定盤・DVD付)」が届いた。
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おー、これ、いいですのー。
ボーカルの杏子さんは、私と同い年なのに若いっすー。

事務所の皆さんで行っているライブがとても良い感じで、「あー、バンドっていいねー」と思うのであります(実は私はスガシカオ(の曲)が好き)。スキマスイッチはだいぶ前から出ていたのね。すみません。知らなかった。

嬉し恥ずかし・私の詩

Macで音楽クラブの現会長さんが、私が作った詩に曲を付けてくれて、それ、すごく気に入っている。私の書いたつまんない詩がメロディーに乗ると生きる。

原型はダラダラ長くて、そのままじゃ全然メロディーに乗らない。
その中から使える部分だけを切り取って1曲に仕上げてくれた。お見事。

え? 聴いてみたい? うふふふふふふふ。

MMCAT(mmcユニット)リハ

Macで音楽クラブで組んだユニットのリハーサルに初参加。
とは言っても、5人のうち2人の都合が悪く、参加者は私を含めた3人。今日は私に向けてのコード確認が中心に。私以外は、すでにステージをこなしている。

私は長ーいブランクがあるために、コードの確認やらキメなどに頭が働かない。ソロもとれない。トホホな状態。私が作った詩にAさんが作曲してくれて、それがイイ感じ。トホホな詩もメロディーに乗ると生きるのねー。ありがとうございます。

ところで、スタジオの待合室に「おやじロック」という雑誌が置いてある。それにおやじバンド・フェスティバルのチラシ。スタジオの待合室には同世代と思しきおやじ達。噂に聞いていたが、私の想像以上に「おやじバンド・ブーム」だわ。

検索してみると日経BP社から「大人のロック」という雑誌も出ている。しかも「ビートルズの特集号」のバックナンバーは完売。

記事の特集は、まるでタイムスリップしたかのように60年代、70年代がドワーッ。ストーンズ、クラプトン、ツェッペリン、クィーン…。こりゃ、ウカウカしてらんないわ。

音楽:Volcano On Fire(Weather Report)

歩きながらiPodを聴いていたら、ふと「Weather Report」の「Volcano On Fire」が流れた。
久々に、そして突然に鳴り出すと、オー、やっぱすごいわ。
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初めてこのレコードを聴いたのは、初めてバンドを組んだ頃に、バンドリーダーから「オヤマさん、これ知ってる?」と聴かされた。それまで流行のポップスしか聴いたことがなかった私はぶっとびで、当時はその良さがわからなかった。圧倒された。

「こういう曲をやれるようになりたいね」とバンドメンバーと話した。その願いは果たせてない。

ジャコ・パストリアスの誕生日は12/1で、私より10歳年上だから、生きていれば55歳か。