歌舞伎座:十二月大歌舞伎(第三部)

歌舞伎座です!

いつもの場所でパチリ。

玉三郎の舞台写真を買います。3枚。

歌舞伎座よ、今月も参りました。玉三郎丈が出演する第三部。

イヤホンガイドを借りて、写真を撮りましょう。

中村七之助の鷺娘も観たかったわぁ。

ちょっと時間があるので、歌舞伎座の周りをグルリと歩いてみました。久しぶりに歩くなぁ。あぁ、宮城県の七十七銀行もある。そして、中へ。

二代目・澤村精四郎丈。第三部には出演しないが、澤村精四郎丈が襲名しました。おめでとうございます。

お席は、東4の1番。東桟敷席。

一、舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)萩原雪夫・作
上の巻 さくら
中の巻 松虫
下の巻 雪達磨

桜の精/松虫/雪達磨:中村勘九郎
松虫:中村長三郎

初演は昭和39(1964)年、十七世:中村勘三郎さん。中村屋ゆかりの演目。雪月花の世界を描いている。「桜の精」「松虫」「雪達磨」の三役を勘九郎さんが一人で演じる。「桜の精」は春爛漫の世界に娘が舞い踊る。「松虫」は月明かりを照らす、すすきの明るい草原。松虫の子が親を探す。やがて巡りあう。松虫のユニークな動き。「雪達磨」は恋をする。その滑稽な動きが良い。勘九郎さん流石です。息子の長三郎さんも立派。

お弁当は「有職 彩肴(しゅんさい)弁当」、2,100円。

二、天守物語(てんしゅものがたり)
泉鏡花・作、坂東玉三郎・演出、今井豊茂・演出
富姫:坂東玉三郎
姫川図書之助:市川團子
亀姫:中村七之助
小田原修理:中村歌昇
侍女撫子:中村歌女之丞
薄:上村吉弥
朱の盤坊:市川男女蔵
舌長姥:市川門之助
近江之丞桃六:中村獅童

玉三郎丈が天守物語を演じるのは、実に10年ぶりだそうです。相手方の市川團子さんは20歳。でも、その年の差を感じさせない演技。中村七之助丈が亀姫を演じます。泉鏡花の世界。この演目は玉三郎がはじまりなんだそうです。冨田勲さんのシンセの曲で始まります。最後の最後までグイっと惹きつける演目。今年最後の舞台としては、とても良かった。

歌舞伎座よ、来年も参ります!