市川猿之助さん、、、

「市川猿之助」さん、そしてお父様の「市川段四郎」さん、そしてお母様。まさかまさかの事態。何とも言えない。おとといから、TVもネットも、この話で尽きない。

「市川亀治郎」さんの頃から見てきた。「カメちゃん」と呼んで応援した。「きっと猿之助になるね」と歌舞伎の友のジョイちゃんと話していた。そしてなった。上手い。

それがどうしたというのだ。前日に「女性セブン」の記事とかいうのをチラリと見た。「いろいろ書かれるなぁ」という感想。本当かどうかは知らないが歌舞伎ファンはそんなこと、あまり気にしちゃいないんじゃないかな。

でも、この事態を見ると本人がいたく傷ついたのでしょう。お父様とお母様は亡くなってしまった。猿之助さんは助かった。お父様は癌を患っていたとの記載がある。お母様は看病していたと。皆さんが疲れ切っていたのではないでしょうか? これから少しの間は、皆が放っておいてあげるしかないと思う。でも、きっとマスコミはつつくよね。

とにかく元気になって欲しい。誰かに聞いてもらって欲しい。信頼する人に話して欲しい。一人で抱え込まないで。そして、また良い演技を見せてください。待ってます。

ところで、代役は初回は中村隼人さん、そして市川團子さんが引き続き演じている。皆さん、頑張ってください。

歌舞伎座・2023年5月 團菊祭五月大歌舞伎(昼の部)

歌舞伎座です!

東銀座駅で降りて、いつもの場所でパチリ。

すぐにお弁当を買いまして、その地下街・木挽町広場に「GANBAARE(ガンバーレ)」さんが出店していると聞き行ってみると、いた! せっちゃん! なんてことだ。もう十年くらい出店しているんだって。知らなかった。今回は同窓会の案内にチラシが入っていてわかったのです。

歌舞伎座とコラボしたバッグを買いました。色も良いよね!

それより、せっちゃんは「オマケに」とこちらや、

こちらを付けてくれて、ありがとう〜。商売になんないね(^ー^)v。

地上に上がります。

今月の出し物。

歌舞伎座よ、今月も参りました!

歌舞伎座に入ると「十二世 市川團十郎十年祭」が飾ってある。私が初めて歌舞伎座で観たお芝居は、「十二世」がまだ「海老蔵」を名乗っていた時代の「鳴神」だった。鮮明に覚えている。1979年5月の團菊祭。2013年2月に亡くなり、もう10年ですか。早いなぁ。

今月は「尾上眞秀(まほろ)」さんの初舞台。写真がドーン。

眞秀さんは、本名の「寺島眞秀」として何度か舞台を踏んでいる。本名で出た最初を「初お目見え」というそうです。眞秀さんの初お目見えは、2017年5月の團菊祭。「魚屋宗五郎」の丁稚役を4才で果たした。

今日のお席は桟敷「東5の2番」。

「尾上眞秀」さんの緞帳。文字は母である「寺島しのぶ」さんが書いたそうです。シャネルで制作したもの。丸のパーツを8900枚、組み合わせた。右上に音羽屋の家紋。立派。

菊五郎さんの孫だけれど、本家とも思えるほどの待遇だ。これにはお母様も嬉しいでしょうね。

一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
工藤左衛門祐経:中村梅玉
曽我五郎時致:尾上松也
曽我十郎祐成:尾上右近
小林朝比奈:坂東巳之助
化粧坂少将:坂東新悟
八幡三郎:中村莟玉
梶原平次景高:中村吉之丞
近江小藤太:中村亀鶴
梶原平三景時:大谷桂三
鬼王新左衛門:大谷友右衛門
大磯の虎:中村魁春

「寿曽我対面」は親の仇を演じたもの。正月には必ず演じられたそうで300年の歴史を持つ重要な演目だそうです。1000を越す演じ方があったらしいが、河竹黙阿弥が整理をし、明治18年にまとめて、それがまた人気に。敵討の話だが戦闘シーンはない。問い詰めていく芝居。親の仇を初めて会うスリリングなもの。工藤祐経が仇だが顔も知らない。宴席に行って顔を確認する。そして本当に仇なのかを確認する。舞台は豪華。演奏も立派。同じ幕でさまざまな役が全部出る。

主役の兄は和事。女性的、首すじが見えて色っぽい。大阪で発達した。初代・市川團十郎で発達した。弟は荒事。荒っぽい動作。蝶がモチーフ。良いお芝居です。

お弁当は「観劇弁当」。2,200円。

二、若き日の信長(わかきひののぶなが)
 十二世市川團十郎十年祭、大佛次郎・作、守屋多々志・美術原案
織田上総之介信長:市川團十郎
木下藤吉郎:右團次
弥生:児太郎
五郎右衛門:男女蔵
甚左衛門:廣松
監物:九團次
林美作守:市蔵
僧覚円:齊入
林佐渡守:家橘
平手中務政秀:梅玉

すみません、思いっきり寝てしまった。なんてことだ。

三、音菊眞秀若武者(おとにきくまことのわかむしゃ)
今井豊茂・脚本、尾上菊五郎・演出
  岩見重太郎狒々退治
  初代尾上眞秀初舞台
岩見重太郎:初舞台・尾上眞秀
弓矢八幡:尾上菊五郎
長坂趙範:松緑
藤波御前:尾上菊之助
大伴家茂:市川團十郎
渋谿監物:坂東彦三郎
趙範手下鷹造:坂東亀蔵
腰元梅野:中村梅枝
村の若い者萬兵衛:中村萬太郎
同     光作:坂東巳之助
同     佑蔵:尾上右近
重臣布勢掃部:市川團蔵
局高岡:中村時蔵
重臣二上将監:坂東楽善

待ってました。尾上眞秀さん、初舞台。これの前の幕間にイヤホンガイドは眞秀さんにインタビューをしている。野球はチームでやっていてセカンドを守っている。サッカーは部活でやっている。お風呂に入っている時はホッとするそうです。「菊五郎お爺さんのカッコ良いのは?」との質問には「弁天小僧」と。フランスでも公演したいと。「何をやってみたい?」との質問に「弁天小僧」と答える。フランス語は「パパが話しているのを聞いている」そうです。「歌舞伎以外には何になりたい?」の質問に「俳優」と答える。「TVの仕事と歌舞伎の仕事、どちらが良いですか?」の質問には「TVは何度も同じシーンを撮る。歌舞伎は一発。歌舞伎の方が好き」だそうです。学校の勉強では「理科が好きだけど成績は良くない、国語は好きじゃないけどAをとる」と。「立役、女形どちらもやります、宜しくお願いします」と話す。良い坊ちゃんですね。

フランス大使館の記者会見で「本人が眞秀と名乗りたい」と話したそうです。眞秀を「まこと」と読んだタイトル。「音、菊」の文字が入っている。2012年9月生まれの小学5年生。祖父は尾上菊五郎、祖母は富司純子という芸能一家に育つ。

そして開幕。眞秀さん立派です。お稽古を積みましたね。後ろで團十郎さんが見守る場面がある。團菊はライバルでもあり、友でもあり、という感じがする。良い演目でした。

外に出る。

今月も歌舞伎座に来ることが出来て幸せです。銀座駅まで歩き、丸の内線に乗って帰ります。

   
   
   

   
   

歌舞伎座・2023年4月 鳳凰祭四月大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座新開場十周年記念「鳳凰祭四月大歌舞伎」だ。今月も「歌舞伎座新開場十周年記念」。10年って、あっという間だね。

五月人形だ。そういう季節なんですねぇ。

エレベーターで上がりますと今月の看板。玉三郎と仁左衛門さん、良い感じです!

歌舞伎座よ、今月も来ましたよぉ〜。

この緞帳(どんちょう)は新しい。LIXILさん。「朝明けの潮」だ。新開場10周年を記念して寄贈したそうだ。

今月は市川左團次さんも出演予定だったのに、先日、お亡くなりなってしまった。寂しいものです。

お席は、1階・東7の2番。桟敷席でございます。隣に座る男性は、そのまた隣のご婦人達とご一緒でした。

一、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし):三世瀬川如皐・作
木更津海岸見染の場
赤間別荘の場
源氏店の場

与三郎:片岡仁左衛門
お富:坂東玉三郎
蝙蝠安:片岡市蔵
番頭藤八:片岡松之助
五行亭相生:市村橘太郎
海松杭の松五郎:中村吉之丞
お針女お岸:中村歌女之丞
赤間源左衛門:片岡亀蔵
鳶頭金五郎:坂東亀蔵
和泉屋多左衛門:市川権十郎

これを観るのが希望です。仁左衛門さんと玉三郎さんだ。仁左衛門さんがこの役を始めて演じたのは昭和57年3月の歌舞伎座。玉三郎さんの初演は守田勘弥さんと演じたそうだ。

「いやさ、お富、久しぶりだな」、待ってました!

このお二人でのお芝居をいつまで観ることが出来るだろう。この時代に生まれて良かった。この役はお二人にピッタリです。

お弁当は「桟敷席のお弁当」でございます。届いてます。今日は5,000円の高い方でございます。

ふふふ。

ジャン。お吸い物は水筒に入っていて暖かいまま頂きます。美味しい〜!

二、連獅子(れんじし):河竹黙阿弥・作
狂言師右近後に親獅子の精:尾上松緑
狂言師左近後に仔獅子の精:尾上左近
僧蓮念:坂東亀蔵
僧遍念:市川権十郎

松緑さんと息子の左近さん、息子さんは17歳だそうです。松緑さんは幼くしてお父さん、そしてお祖父さんを亡くし、一緒にこの役を演じてはいないそうです。だから今回は本当に嬉しいでしょうね。そしてキッチリと踊ります。さすがだ。上手い!

最後の気振りは圧巻の強さ、スピード。場内は拍手喝采。これを観ることが出来て嬉しい。

本日、買った写真は3枚。

写真売り場では長い列が出来ていて待った。皆さんは20枚以上買う人多し。凄すぎる。私はまったくもって少ない方でした。

歌舞伎座・2023年3月 三月大歌舞伎(第三部)

歌舞伎座です! 今月は「歌舞伎座新開場十周年」だそうです。もう10年経ちましたか。東銀座駅を出て、いつもの場所で写真。今月も参りました。

地上に上がりまして、写真を撮ります。右上に玉三郎の写真。「揚巻」だ。美しい!

歌舞伎座よ!

記念写真もパチリ。

本日のお席は「東桟敷 2の2番」。お隣は空いてました。2人分の席に一人で座ってすみません。よく見えます。

一、髑髏尼(どくろに)
吉井 勇・作、坂東玉三郎・演出、今井豊茂・補綴
髑髏尼:坂東玉三郎
平重衡の亡霊:片岡愛之助
鐘楼守七兵衛:中村福之助
善信尼:河合雪之丞
町の女小環:中村歌女之丞
女房長門:坂東新悟
蒲原太郎正重:中村亀鶴
烏男:市川男女蔵
阿証坊印西:中村鴈治郎

大正6年に初演。そして今回は、実に61年ぶりだそうです。初めて観た。何というか悲しいお話だ。愛之助さん演じる平重衡は亡霊です。そして我が子を失い喪失しながら歩く髑髏尼(玉三郎)。そこに醜い男に生まれてしまった鐘楼守七兵衛(福之助)だ。なんて悲しい筋書き。場内は暗い。スーっとその世界に入っていく。そして最後は七兵衛に殺されてしまう髑髏尼。七兵衛も自害する。とにかく悲しい筋書き。悲しすぎる。

「桟敷席のお弁当」を予約してあります。「幕の内弁当」、安い方の4,000円。このようにして届いてます。

並べます。

蓋を開けると、わぁ〜〜〜!

お吸い物はポットに入って届くから温かい。旨い。

「おーい お茶」も温かい。

新しい緞帳だ。「新開場十周年を記念して、当月(2023年3月)より、新緞帳「霊峰飛鶴(れいほうひかく)」が掲飾されています」とある。「霊峰飛鶴(れいほうひかく)」。横山大観・作、川島織物セルコン・製織。永谷園ホールディングスさん寄贈。素晴らしい!

二、夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)、「吉田屋」
藤屋伊左衛門:片岡愛之助
吉田屋喜左衛門:中村鴈治郎
太鼓持豊作:中村歌之助
阿波の大尽:片岡松之助
喜左衛門女房おきさ:片岡千壽
扇屋夕霧:坂東玉三郎

豪華「吉田屋」の舞台。愛之助さんで観るのは初めて。この役、合ってると思った。今後もずーっと勤めて欲しい。なんとも情けない坊っちゃん。それでも、皆が思わず助けたくなるような、そんな役。合ってる! 玉三郎は半分よりもっと過ぎてからの登場。美しい。凛としている。後ろを向いて衣装をパッと見せるシーンは拍手大喝采。素晴らしい! 最後がハッピーエンドで終わるのが嬉しい。混んだ電車も楽しい気持ちで帰ることが出来る。

本日、購入したのは写真3枚。

この衣装がとにかく豪華。

そして「かぶき手帖2023」。

良いお芝居でした。雨が降っているので「東銀座駅」から電車で帰ります。

歌舞伎座・2023年2月 二月大歌舞伎(第一部)

久しぶりに歌舞伎座です! 東銀座駅を出るとジャーン。

「お雛様」だ。そんな季節ですね。

「五世 中村富十郎」さんの「十三回忌追善」だそうです。もう十三回忌か。早いわぁ。

今日のお席は、3列16番。とてもよく見えます。良いお席。

河竹黙阿弥・作「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」

序幕 大川端庚申塚の場
お嬢吉三:中村七之助
お坊吉三:片岡愛之助
おとせ:中村壱太郎
和尚吉三:尾上松緑

以前、お坊吉三:片岡愛之助と和尚吉三:尾上松緑を観ている。そこに中村七之助だ。完璧。それにしても、よくよく、この話を考えついたと思う。実は、実は、で話は進む。お嬢吉三は男なのに女装で育てられる。そして、おとせから「百両」を奪って、おとせを川に突き落とす。さらに、それをじっと見ているお坊吉三。

休憩にお弁当を頂きます。「歌舞伎座厨房特製 お好み弁当」、1,500円。

二幕目 巣鴨吉祥院本堂の場
   裏手墓地の場
   元の本堂の場
大詰 本郷火の見櫓の場
浄瑠璃 「初櫓噂高音」

和尚吉三:尾上松緑
お嬢吉三:中村七之助
手代十三郎:坂東巳之助
おとせ:中村壱太郎
捕手頭長沼六郎:市村橘太郎
八百屋久兵衛:嵐橘三郎
堂守源次坊:坂東亀蔵
お坊吉三:片岡愛之助

すみません、弁当を食べたら眠くなり居眠りを少々。トホホ。そうこうしているうちに劇的な最期・本郷火の見櫓だ。「二人が召し取られた時には櫓の太鼓をたたいて木戸を開けるという触書(ふれがき)に気付き、お嬢吉三は櫓に登って太鼓をたたく」。そして「壮絶に果てる」。凄い筋書きですよ。

幕が降り、外に出る。明るい。まだ13時35分だ。

歌舞伎座よ、今月もありがとう。

歌舞伎座・2022年12月 十二月大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座です! 「市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露、八代目市川新之助初舞台」だ。会社から大急ぎで向かったがギリギリだ。

團十郎のコーナーが出来てる! 見る時間なし。次回にゆっくり見ます。

急いで客席へ。今日は2階席の端っこ。席を取るのが大変でした。2階4列45番。

新しい幕です。「飯田グループホールディングス」さん。

こちらは「ユニクロ」さん。襲名披露って良いですねぇ〜!

  
一、 十三代目市川團十郎白猿、八代目市川新之助 襲名披露 口上、柿色裃勢揃いにて相勤め申し候

海老蔵改め・市川團十郎
初舞台・市川新之助
松本白鸚(体調不良のため欠席)
松本幸四郎
市川右團次
市川男女蔵
市川男寅
市川染五郎
市川團子
市川右近
市川青虎
市川九團次
市川寿猿
市川笑三郎
市川笑也
市川猿弥
市川中車
松本錦吾
市川門之助
市川高麗蔵
市川権十郎
市川齊入
市川猿之助
市川左團次

先月よりも大勢の人が並びました。圧巻。中車さんもいたはずだが、多分、あの方と思うとしか見ることは出来なかった。言葉を述べることもなかったのでわからない。そして團十郎の「睨み」で終わる。口上は良いですね!

二、團十郎娘(だんじゅうろうむすめ)
近江のお兼:市川ぼたん
漁師:市川男女蔵
同:中村種之助
同:市川男寅
同:中村福之助
同:市川右團次

女性がこの演目で歌舞伎座に出演するのは60年ぶりだそうです。これが最後になるかもしれないね。ぼたんさん、踊り上手いです。どれほどお稽古したのだろう。素晴らしいなぁ。特に最後の方の「さらし」を持って舞うところ。難しいと思う。普通に淡々とこなしているから凄い。男だったら、このまま歌舞伎に出られたのにね。残念。

お弁当を頂きます。時間帯が早いので、今日は地下のセブンイレブンで買った「2種の太巻といなりの詰め合わせ」464円。

三、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)、河東節十寸見会御連中
花川戸助六:海老蔵改め・市川團十郎
三浦屋揚巻:坂東玉三郎(5~15日)、中村七之助(16~26日)
通人里暁:市川猿之助
三浦屋白玉:尾上菊之助(5~15日)、中村梅枝(16~26日)
福山かつぎ:坂東巳之助
男伊達山谷弥吉:市川男女蔵
同  田甫富松:中村萬太郎
同  竹門虎蔵:大谷廣太郎
同 砂利場石造:中村福之助
同  石浜浪七:中村吉之丞
傾城八重衣:坂東新悟
同  浮橋:中村児太郎
同  胡蝶:大谷廣松
同  愛染:中村鶴松
同 誰ヶ袖:市川笑三郎
茶屋廻り:中村玉太郎
同:中村歌之助
同:市川染五郎
同:市川團子
文使い番新白菊:中村歌女之丞
奴奈良平:市川九團次
朝顔仙平:市川猿弥
国侍利金太:片岡市蔵
遣手お辰:市村萬次郎
三浦屋女房:大谷友右衛門
白酒売新兵衛:中村勘九郎
髭の意休:坂東彌十郎
くわんぺら門兵衛:市川左團次
曽我満江:上村吉弥(5〜15日)、坂東玉三郎(16〜26日)

口上:松本幸四郎
後見:市川齊入

先月と同じ出し物。今月は前半は玉三郎の「揚巻」だ。これがお目当てでございます。玉三郎が登場すると拍手喝采! 双眼鏡でガッチリ見ました。美しい。全然、年をとってない(ように見える)。

勘九郎の「白酒売新兵衛」が良い。こういうの得意だよね。お父さんも得意だったなぁ。「またぁ〜くぐりやがれ」って、アハハ。場内からは笑いの声が。

そして團十郎白猿が演じる「助六」は良い。この演目は本当に團十郎のためにある作品だなぁ。大満足。

今日は2階席なので階段を降りて、トイレにも寄るので地下までエスカレーターで降りて、ヤヤヤ、今日はトイレも混んでます。そして外に出る。

記念写真をパチリ。「満員御礼」も出てる。満席だったね!

市川家の門だ。

真正面から見るとこんな感じ。襲名披露だなぁ。

立派です。

良い演目でした。

時間は20時を少し過ぎたところ。サ、急いで丸の内線乗り場に行きましょう。お疲れ様でした。

歌舞伎座・2022年11月 十一月吉例顔見世大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座です! 「十三代目市川團十郎白猿、八代目市川新之助  襲名披露」だ。嬉しいですね。歴史的な今月でございます。

うわぁ〜、人がいっぱい! 写真を買うためにも列がグルーっとまわってる。お弁当を買うのも大変。本日の写真はこちら。玉三郎の写真はまだなかった。22日からの出演だからまだ用意出来てないんですね。

すぐに上に上がりまして写真だ。新・團十郎さん。新・新之助さん。

歌舞伎座でござる。

お二人の写真がお出迎え。

記念に一緒の写真をパチリ。

襲名用の垂れ幕だ。

歌舞伎座の中に入ります。オ、新・新之助さんがお出迎え。

ササ、お席へ。お席は、1階・16列40番。端っこです。場内は満席(と見た)。晴れ着の方が多い。賑やかですねぇ〜。

オオオオオ、この幕は素晴らしい!

こちらも。凄いわぁ〜!

一、歌舞伎十八番の内矢の根(やのね)
曽我五郎:松本幸四郎
曽我十郎:坂東巳之助
馬士畑右衛門:中村吉之丞
大薩摩文太夫:大谷友右衛門
     
初演は享保5年(1720年)1月、初演者は二代目市川團十郎。歌舞伎らしい作りが楽しい。舞台は賑やか。そして「夢」で見る「兄が捉えられている」というので、馬に乗って大根を片手に走り去って行く姿もまた楽しい。短い演目ながら、実に爽快な舞台だと思います。松本幸四郎の曽我五郎が良い。

二、十三代目市川團十郎白猿、八代目市川新之助  襲名披露 口上(こうじょう)
海老蔵改め・市川團十郎
初舞台・市川新之助
松本白鸚(休演)
片岡仁左衛門
坂東玉三郎
市川左團次
中村梅玉
尾上菊五郎

菊五郎さんが「若い時は暴れん坊将軍だったが」と團十郎さんのことを話すと場内からクスクスと笑いの声が。玉三郎は「先代とも何度も演じた」ことや「新團十郎さんとも新之助時代、海老蔵時代に何度も共演したこと」などが話された。白鸚さんが休演されたのは心配です。

お弁当を頂きます。地下「やぐら」で買った「味しぐれ」、1,500円。

三、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
河東節十寸見会御連中
花川戸助六:海老蔵改め・市川團十郎
三浦屋揚巻:尾上菊之助
髭の意休:尾上松緑
三浦屋白玉:坂東玉三郎
朝顔仙平:中村又五郎
福山かつぎ:初舞台・市川新之助
男伊達山谷弥吉:坂東彦三郎
同  田甫富松:坂東亀蔵
同  竹門虎蔵:中村萬太郎
同 砂利場石造:大谷廣太郎
同  石浜浪七:市川青虎
傾城八重衣:中村児太郎
同  浮橋:大谷廣松
同  胡蝶:中村莟玉
同  愛染:市川團子
同 誰ヶ袖:市川笑三郎
茶屋廻り:市川男寅
同:中村玉太郎
奴奈良平:市川九團次
国侍利金太:市川男女蔵
遣手お辰:市川齊入
通人里暁:中村鴈治郎
三浦屋女房:中村東蔵
曽我満江:中村魁春
白酒売新兵衛:中村梅玉
くわんぺら門兵衛:片岡仁左衛門

口上:松本幸四郎
後見:市川右團次

「助六由縁江戸桜」というのは「成田屋」、市川團十郎が演じる時、松本幸四郎の時は「助六曲輪江戸櫻(すけろく くるわの えどざくら)」、菊五郎は「助六曲輪菊(すけろく くるわの ももよぐさ)」、仁左衛門は「助六曲輪初花櫻(すけろく くるわの はつざくら)」、三津五郎は「助六櫻二重帯(すけろく さくらの ふたえおび)」、猿之助は「助六曲輪澤瀉櫻(すけろく くるわの いえざくら)」だそうです。ヘェ〜。

團十郎さんらしい「にらみ」あり。これぞ市川團十郎という演目です。会場からはヤンヤの拍手。揚巻は菊之助さん。團菊祭のようだ。玉三郎ではない「揚巻」を見るとは思ってもいなかった。玉三郎は「揚巻」の妹の「白玉」だ。出番は少ないし、セリフもちょっとだけ。だんだん、引退していくのかなぁ、、、。寂しい。

「市川團子」さんが出演している。すっかり大人になった。Wikipediaを見ると18歳。そうかぁ。18歳なんだ。これからが楽しみです。

八重衣の中村児太郎さんも良いです。もう名前を継承して良いのにね。2010年には決まっていたのにお父様の病気があって「襲名」が延びている。もう12年も延びているんだ。お父様は体に麻痺が残ったから舞台に立つのも大変だろうと思います。さぁて、どうなりましょうね。

舞台が終わったのはおおよそ20時。

銀座駅まで歩き、丸の内線に乗って帰ります。良い舞台をありがとうございます!

歌舞伎座・2022年10月 芸術祭十月大歌舞伎(第一部)

なんてことだ。iPhoneを家に忘れて来た。写真なし。寂しい〜。今月からお席でお弁当を食べて良いそうです。お弁当を買って歌舞伎座へ。

お席は、1階・10列25番。

令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演
萩原雪夫・作、市川猿翁・演出、三代猿之助四十八撰の内
一、鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり)

更科の前実は戸隠山の鬼女:市川猿之助
平維茂:松本幸四郎
局かえで実は鬼女:市川門之助
侍女ぬるで実は鬼女:中村種之助
侍女かつら実は鬼女:市川男寅
侍女もみじ実は鬼女:中村鷹之資
侍女いちょう実は鬼女:中村玉太郎
侍女にしきぎ実は鬼女:尾上左近
男山八幡の末社百秋女:市川笑三郎
男山八幡の末社千秋女:市川笑也
従者碓氷三郎:市川青虎
従者小諸次郎:市川猿弥
神女八百媛:中村雀右衛門

この作品は1960年(昭和35年)歌舞伎座で初演。先代(三代目)市川猿之助が練り上げ、構成している。「三代猿之助四十八撰」の一つにも数えられている。長野県戸隠山が舞台。名高い紅葉の現場。以前、春は桜狩、秋は紅葉狩と言われたそうですが、なぜか「桜狩」という言葉は使われなくなり、「花見」という言葉が一般的になった。

舞台は、左に常磐津、右に竹本が揃う。

男性3人(平維茂:松本幸四郎、碓氷三郎:市川青虎、小諸次郎:市川猿弥)は、更科の前と女性達のグループと出会う。そして一緒に酒を飲んで酔っ払ってしまい、男性陣が寝てしまう。と、女性達が鬼になる。そこでハっと目を覚ます男性達。戦いが始まる。

艶やかで、そして鬼になってからは険しい役。歌舞伎の面白さがギュっと詰まった作品だ。猿之助さんが好演。良い舞台です。

ここでお弁当。地下で買って来た「天むすのお弁当」1,100円を食べる。美味しいです。

講談の名作が歌舞伎に! 神田松鯉・口演より
竹柴潤一:脚本、西森英行:演出、赤穂義士外伝の内
二、荒川十太夫(あらかわじゅうだゆう)

荒川十太夫:尾上松緑
松平隠岐守定直:坂東亀蔵
大石主税:尾上左近
杉田五左衛門:中村吉之丞
泉岳寺和尚長恩:市川猿弥
堀部安兵衛:市川猿之助

松緑さん、本当に立派になりました。・・・と見ているうちに、すみません、、、寝てしまいました。時々、目を覚ますものの、お話についていけず、、、。また寝るという悪循環。今、あらすじを教えてくれるページを読み、なるほどと思った次第で面目なし。

そのあらすじは、「松緑さん演じる荒川十太夫は堀部安兵衛が切腹をしたときに介錯をした。その時に安兵衛に身分を問われ、あまりにも下級武士に介錯をされるのはかえって気の毒だと考えて、つい身分を偽って語ってしまった。安兵衛は感謝して切腹をしたものの十太夫は、ウソをついたことが心苦しく、命日には必ず墓参を欠かさなかった。しかし安兵衛に言った嘘はつき通すと決め、わざわざ立派な格好をし、従者を雇ってりっぱなお侍さんとして墓参りを続けていたという。」なるほど〜。

それで、立派な着物を着た松緑さんがさっそうと現れるわけだ。

「しかし、立派な着物を着て従者まで雇ってというと金がかかって、到底できないはず。どうやって金を工面をしていたのだと上司である杉田五左衛門が尋ねると、朝夕団子の串を削る内職をして金をためたということだった。」、なかなか大変なものでございます。

「殿さまはじっくりと話を聞き、身分を偽ったことはいけないことなので100日の謹慎処分を命じた上で、十太夫の言葉を偽りにしないために謹慎が解けたあとは物頭役に任ずるとのお裁きを下す。」そういった筋書きでございます。これまた歌舞伎らしいストーリーで良いですね。

幕が降りて、外に出ます。今日はiPhoneを忘れてしまい写真なし。寂しい〜。帰ります。

今日は玉三郎の2023年カレンダーを買いました。ホホホ。来年も玉三郎じゃ!

歌舞伎座・2022年9月 秀山祭九月大歌舞伎(第一部)

歌舞伎座です! 東銀座駅。今月も参りました!

「秀山祭九月大歌舞伎」、「二世 中村吉右衛門一周忌追善」だ。もう1年経つのかぁ。早いわぁ。

今日のお席は、1階・5列23番。双眼鏡を使わずにバッチリ見える席。オ、今月の客席は全席にお客様を入れている。やっと、前に戻った感じがして嬉しい。

一、白鷺城異聞(はくろじょうものがたり)
中山幹雄:作、松貫四:構成・演出

宮本武蔵:中村歌六
本多平八郎忠刻:中村又五郎
秀頼の霊:中村勘九郎
刑部姫:中村七之助
腰元白鷺:中村梅枝
腰元名月:中村米吉
局明石:中村歌女之丞(かめのじょう)
宮本三木之助:中村萬太郎
家老都築惣左衛門:中村錦之助
千姫:中村時蔵

構成・演出の「松貫四」さんは「中村吉右衛門」さんのペンネームだそうだ。「一周忌追善」にふさわしいですねぇ。「白鷺城」は「姫路城」の別名。姫路城で一度、上演されたことがあるそうだ。それが今回は歌舞伎座初演となった。

中村又五郎さん演じる本多忠刻が新妻の千姫(中村時蔵さん)と月見の宴を開く。しかし準備する腰元達が妖怪を恐れている。そこで妖怪退治のために宮本武蔵(中村歌六さん)が招かれる。中村勘九郎演じる秀頼の霊、中村七之助が演じる刑部姫、ここは見どころ(と思っている)。

休憩:30分

歌舞伎座を出て地下に降りて「歌舞伎茶屋」さん。「カレーそば」と「アイスコーヒー」を頂きます。休憩時間が30分だから大急ぎで食べます。

二、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
<寺子屋>

松王丸:松本幸四郎(偶数日)
武部源蔵:尾上松緑(偶数日)
戸浪:中村児太郎
菅秀才:初舞台・中村種太郎(中村歌昇・長男)
小太郎:初舞台・中村秀乃介(中村歌昇・次男)
春藤玄蕃:中村種之助
百姓吾作:坂東彌十郎
涎くり与太郎:中村又五郎
園生の前:中村東蔵
千代:中村魁春

中村歌昇さんのご長男・種太郎さん、ご次男・秀乃介さんの記事はこちらが詳しい。この初舞台を見ることが出来たのは嬉しいことです。私の贔屓の坂東玉三郎の初舞台は「菅原伝授手習鑑」の小太郎。見たかったなぁ。昭和32年なので、私が生まれる前の話でした。

「菅原伝授手習鑑」は何度も見ていると思うが「寺子屋」は2004年以来だ。その時は片岡仁左衛門と坂東玉三郎が演じた。市川海老蔵の襲名披露の時だった。

菅原道真の息子・菅秀才をかくまっているが、「その首を討て」と迫られる。入学してきたばかりの子を身代わりにすることに。身代わりの子の首を打ち差し出す。その首をみて「菅秀才に間違いない」と立ち去っていく。

その身代わりになった子供の母親が息子を迎えに来る。そこに松王丸が現れる。実はその女性は松王丸の妻、首を斬られたのは松王丸の子供・小太郎だった。立派に身代わりになったと涙する松王丸。そして、夫婦で白装束となって子供を弔う松王丸夫婦。

悲しいシーンです。封建時代には実際にあったかもしれないエピソードです。悲しい。

歌舞伎座を出ます。

記念写真も撮りまして、サ、赤坂見附駅まで歩きましょう。

いつも借りてる「イヤホンガイド」は「耳寄屋」で事前予約すると安くなるらしい。やってみようっと。

新橋演舞場・超歌舞伎2022 Powered by NTT

「超歌舞伎2022」です! 新橋演舞場。超歌舞伎は初めて観る。

桟敷席だ。左11。客席は少し空席もある。観客は皆、熱心だ。

開演前のイヤホンガイドは「ペンライトの使い方」を説明している。センターボタンを長押しでスタートする。ボタンの色は14種類も用意されているそうで、それは凄い。そして、役者ごとに色が決まってる。中村獅童さんは赤。初音ミクはエメラルドグリーン。これを切り替えてみたりと練習は進む。私は残念ながらペンライトは持ってない。そういう人はiPhoneのライトをつけて反応する。面白いね。ペンライトは税込4,000円。近くの席の人は買いに行ってた。行けば良かったか、、、?

東京で「超歌舞伎」が公開されるまでに6年かかったそうだ。幕張メッセのイベントホールで始まり、それから京都・南座。そして、今年は福岡・博多座、名古屋・御園座、そして本日の新橋演舞場、そしてまた京都・南座で上映される。

歌舞伎とNTTデジタル演出は楽しみ。初音ミクは「初音屋(ハツネヤ)」、NTTは「電話屋」だ。面白いね。

一、超歌舞伎のみかた
中村蝶紫さん、澤村國矢さんが上に記載したようなことを説明しながら進む。期待が膨らむ。

二、萬代春歌舞伎踊 (つきせぬはるかぶきおどり)松岡亮・作
真柴秀康:中村獅童
出雲のお国:初音ミク
奴國平:澤村國矢
女奴お蝶:中村蝶紫

面白い。初音ミクが生きてるみたいに動く。よくぞ、こういうお芝居を考えましたね。現在の最新歌舞伎だ。音楽も和楽器だけではない。シンセの音がバンバン鳴る。演者も小さな、小さなマイクを付けている(と思う)。だからシンセのバンバンした音に声がかき消されることなく、とてもよく響く。面白いねぇ〜。

昼食:お弁当(2,000円)。

お茶付き。

お弁当は2階の、普段なら食堂として開いているスペースで頂く。予約してあるから会場に入って食べるまで、とてもスムーズ。美味しうございます。

中村獅童さんが客席に向かって声掛けをする。実に自然に。ペンライトを8本も持ってるお客様がいらして、向こうの桟敷席なのでよく見える。それから6本持ってる人もいる。そんなお客様にお礼を言いつつ、茶化したりしながら場は楽しく盛り上がる。

三、永遠花誉功 (とわのはなほまれのいさおし)松岡亮・脚本、藤間勘十郎・演出・振付
金輪五郎今国:中村獅童
苧環姫:初音ミク
金輪小五郎陽国:小川陽喜
蘇我入鹿:澤村國矢
定高:中村蝶紫

最後の方で中村獅童さんの息子・小川陽喜君が登場する。ヤンヤの拍手。声を出してはいけないから、思いっきり手を叩いて応援する。

そして、舞台が終わってカーテンコール。中村獅童さんは「写真撮って良いですよ」と言う。私達は一斉にスマホの電源を入れて、パチパチ撮る。なかなか、うまく撮れない。けど嬉しい〜!

わぁ〜、中村獅童さんだ!

3階席に向かっても手を振る!

そして、いったん舞台に集合して、

そして、わぁ〜〜〜!!!

幕だぁ。

終わりました。良い舞台でした。

素晴らしいなぁ。まさに令和時代の歌舞伎だ。こんな歌舞伎が増えていって良いよね。素晴らしい!!!