読書:江戸屋敷300藩いまむかし

「江戸屋敷300藩いまむかし」メディアユニオン・編集
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サブタイトルは、「江戸と東京を散歩する」

マラソンを始めてから、東京の路上を走るようになった。
走っているとふと考える。例えば六本木ヒルズとか、東京ミッドタウンとか、大きなビル群が立つ場所は、それなりにまとまった土地であったろう。新宿御苑とか代々木公園とか、これだけの木々が残る土地は、どこぞの屋敷跡であったろう。

走りながら遠い江戸時代に思いをはせる。
ここをちょんまげを結った武士達が闊歩したのかなと思うと楽しい。

この本は、江戸にあった300藩の江戸上屋敷を紹介している。

江戸には各藩の屋敷があった。
大きな藩の場合は「上屋敷」「中屋敷」「下屋敷」がある。

たとえば、新宿御苑は「高遠藩」の「下屋敷」。
この上・中・下って、どういう違いがあるのか?

江戸城から近い方に「上」、遠い方を「下」と言ったらしい。
その中間が「中屋敷」

大きな大名には「中」が複数個もあったようだが、逆に小さな藩の場合は「上屋敷」のみ。

「下屋敷」は郊外にあり、「上」に比べると敷地は広く、藩の財政をまかなうために農作物を植えるなど工夫をしたようだ。

私が通った千代田区にある共立女子学園は、京都の田辺藩と、3号館は京都の園部藩の上屋敷であったらしい。

我が宮城県(仙台藩)の屋敷跡は、清泉女子大学になっているそうな。そういう目で見てみると、路上ランが楽しくなる。

LBバンド(5回目)

LBバンドの練習日。

前回が5/11だったから、約1ヶ月半ぶり。
クルセイダーズの「虹の楽園(Rainbow Seeker)」をコピーさせて頂いているが、指がヨロヨロ。

リズム、ぐちゃぐちゃ。
走ったり、もたついたり…。

次回までには、もう少し、なんとかしようと思うのであります。
LBバンド楽しいです。もっと練習日が増えてもいいなと思います。皆さんお忙しいので、なかなか日程が合わないのですが…。その前に、せっかくやらせて頂いている大好きな曲をしっかりと練習しないと。

読書:案本

「案本」山本高史・著。
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サブタイトルは、「ユニーク」な「アイディア」の「提案」のための「脳内経験」
帯には、ものすごい本

著者は私と同い年。
同じ時代に生きて来た。

たまたま会社(電通)でコピーライターの職についた。
仕事が出来なかった。

大人たちが「経験」を持ち出すのはヒキョーだ。たしかにそう思っていた。(中略)
経験が年月かけてようやく重なるものならば、駆け出しのケツの青いひよっこには、大人たちとの、人生においても仕事においても立ちふさがる、10年、20年、30年のキャリアの差は、詰められるわけがない。(中略)
しかし経験は、だれにでも黙っていても与えられるものではなかった。

経験から得ることって何?
そこからどうやってアイディアが生まれるの?

経験することは「無知の知」に始まり、「主観は偏見に過ぎない」ことまで思い知らせてくれる。

しつこいようだが、本書でいう「経験」とは、どこかに行った、なにを食べた、なにがあった、なにを見たということだけではなく、そのことをきっかけに意識化されたもの、たとえばこういうときはこううれしいんだ、こんなに痛いんだ、うれしいのにどこか寂しいこともあるんだ、怒った、発見した、驚いたという脳の動きも含めて脳に記憶させることだ。そんな経験を蓄積してデータベース化する。

「経験」については様々な記載をしている。

そして「脳内アングル」と「脳内ツリー」の関係について、記載される。

アングルには「角度」という意味が一般的だが、「観点」という意味もある。ものの見方だ。「視点」と考えてもよい。ある考えるべき課題がある。その課題に関して、アングルをできるだけたくさん用意する。なぜなら、普段その課題について深く考えたことのない自分は、おそらくその課題にひとつの視点=アングルしか持ってない。主観ということだ。主観は偏見に過ぎないので、、、(つづく…)

「脳内ツリー」は、「脳内アングル」などの、考えた経験をきっかけとして、木の枝のように伸びていく想像力である。

トップクリエイターのものの見方、考え方は、必ずしもコピーライターではない私のようなものにも大変、参考になる。

H君の送別会

H君が退社するので、その送別会が行われた。

H君が入社したのは5年前で、彼はニートだった。
ニートという言葉がない時代で、当時は「引きこもり」と言った。
彼は2年間引きこもっていたそうな。

私は彼のお父様を存じ上げていて、お父様から相談を受けて、とりあえず来てもらうことにした。しかしながら他の役員や社員にも「ホントに雇うの?」と反対されましたなぁ。

どうにもこうにもダメなら、大阪に帰ってもらうからと説得し。
それから彼は努力しましたよ。

社会人としての常識的な事も出来ずに、私からきつくしかられ、しかられ、よく耐えました。そして、明るくなったよね。笑顔がいい。

人はこんなに変化するのだと、彼から教わりました。

これからが本当のスタートです。
自分で決めた道をしっかり歩んでください。
がんばれH君!

スポーツジムに通うのだー

新宿御苑前で会社を経営しているKさんから紹介された「エアロスポーツ・クラブ」を見学して、7月からの申し込みをした。平日(夜)しか通うことは出来ないから、会費の安いナイト会員に申し込みを。

自己流で走っていたが、このまま我流を続けると故障しそうな気がするし、これからは(さらに年齢を重ねるわけで)ケアも必要になるだろうから、もっと身体のことを考えようと思う。

目的は「マラソンするための身体作り」と伝えた。

会社から近い。
まずは、週に一度を継続していきたい。

私が通うであろう20時頃に立ち寄った。
比較的すいていて、それでいてビジネスマンが会社帰りに寄っているのを見ると触発される。建物自体は新しくはない(というか古い)し、全体にハデさはない。

しかしながら必要なものはそろっているようだ。小じんまりしているのでアットホームな感じもする。以前、少しだけ通ったところは大きなジムで人数も多くて、それゆえ、マシンの使い方を聞くことも躊躇してしまった。ここは大丈夫かもしれない。とにかく継続するゾ!

そうそう、プールは2コースだけある。泳いでみたい。
でもでも、、、鼎が浦高校(現・気仙沼高校)の体育の課題である25mを、テストの時だけは気合いでクリアした私ですが、実は25mも泳げないのであります。ま、とにかくプールを歩いてもいいわけだな。水着買うか。

読書:仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」山本ケイイチ・著。
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帯には「集中力が高まる 精神がタフになる 筋肉は最強のビジネススキルだ」とある。

冒頭に次の文書

ビジネスパーソンがこれからの時代を生き残るのに有益なスキルは「英語」「IT」「金融知識」とよく言われる。私はここに「筋肉」を加えたい。

著者の山本ケイイチ氏はパーソナルトレーナーとして活躍している。
ジム選びのコツや、ジムやトレーニングを継続するには…とか、食事を減らすというダイエットがどうして良くないかとか、パーソナルトレーナーの選び方とか、なにしろ私にとっては「へぇー」の連続です。

ちょうど、ジムに通おうと思っている時で、、、、
でも、以前3ヶ月程度で辞めてしまったこともあり、継続するための心構えは大変ためになる。

運動を始めたら、睡眠も充分にとる必要があるそうだ。8時間程度寝るのが良いらしい。サロマ湖を走った時に(その少し前から)なんだか身体が重くてだるかった。思えば、仕事が忙しくて睡眠時間を削っていた。それも敗因の一つか。

睡眠と食事と筋トレと。
どれ一つとっても良くないんだわ。

これからジムに通うので、この本も時々、読み返してみようと思う。

ランニングマガジン・クリール8月号

マラソン完走クラブ」の練習会に参加した時に、代々木公園で「ランニングマガジン・クリール」さんの取材を受けました。
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その時のものが8月号63ページに出てました。
嬉し恥ずかし写真入り(^ー^)

言い訳しますと、この日は寝坊したため寝ぼけ顔です。しかもスッピン。でもまぁ、記念ですので許してくだされ。
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特集には「ビギナーのための夏の30分トレーニング」、他にも「中・上級者のための夏の走り込みマニュアル」などが、この夏の過ごし方の参考になります。

サロマ湖・反省

サロマ湖100kmウルトラマラソンは、60kmの関門時間に4分22秒足りなくてリタイアしてしまいました。悔しいので、来年はきっと完走したいと思います。

そこで、一人反省会を(来年、これを読み返すべし)。

・服装は、暑さ、寒さの両方の備えること
 特に手袋を忘れない

・前の晩はよく眠ること
 (今回はよく眠れて良かった)

・当日朝の準備運動はきちんとすること
 (今回は雨もあって準備運動が足りなかった これは敗因の一つ)

・予想よりも、何度もトイレに行ってしまった
 女子のトイレは並んで待つから、トイレ休憩を入れたタイム感覚を持つこと
 (これが最大の誤算だった)

・80kmまでは、エイドでグズグズしない
 走る速度が遅いのだから、エイドをなるたけ早く切り上げる
 (途中で、少々、食べ過ぎたかも)

・道路が、東京よりも堅い感じがした
 靴はクッションの良いものを選ぶこと
 (膝へのダメージが大きい気がした)

・55kmのアイシングは気持ちが良かったので、来年も利用すべし

・最後まで絶対にあきらめない

そして、来年のサロマ湖までには、
・100kmを走れる身体を作る
 (練習で60km程度走っておく必要がある)

・けれど無理して故障してもしょうがないからケアを十分にすること
 (故障に対しては細心の注意が必要だと思った)

・でも、いつでも「ファンラン」の精神で行きましょうー!
 (やっぱり楽しくないと続かない 楽しもーっと)

北海道観光(知床五湖…)

「ホテル網走湖荘」の前で、仲間内で一番速く完走したNさん(10時間18分)と記念写真。
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レンタカーに乗って、いざ観光ですぞ。

こちらはJR北海道「原生花園駅」です。
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ちょうど電車がやって来ました。オオっと、快速なので止まらないのねー。
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原生花園駅近くの風景。オホーツク海と濤沸湖が見える。写真に納まらないスケールの大きさ。さすがは北海道ですね。
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レンタカーは世界遺産「知床」に向かいます。
こちらは「オシンコシンの滝」
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キタキツネがいました。後ろ姿が小太郎に似ているのですが、
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顔を見ると、その野生の鋭さは、小太郎とは全然違います。歩道を闊歩していました。
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カムイワッカに行く予定でしたが、通行止めになっていました。

そこで「知床五湖」を見ることに。
5つある湖のうち、一湖と二湖にOKが出ましたが、三湖、四湖、五湖はダメです。ヒグマが出ています。

「ヒグマ出没中」の看板。
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こういう道もあるし、あとは山道を歩いて行きます。
シルバー世代のツアーの方も大勢いらしていました。
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湖では、ちょうど天気が晴れて、美しい湖面に知床連峰が美しい。
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この後は、羅臼岳を通って釧路に行き、釧路空港から羽田まで帰って参りました。北海道に(出張を除いて)遊びに行くのは10代の時以来です。来年も来るゾ・北海道ー!

網走湖荘

昨晩の宿は「ホテル網走湖荘」です。立派なホテルですが、創業60周年記念の特別価格で安く泊まらせて頂きました。

温泉が出るのでゆっくり風呂に入り、美味しい食事を頂きます。目の前に網走湖が広がり、ロケーションバッチリです。

朝はゆっくり寝ていようと話していたのに、この2日とも4時起きで、昨晩も早くに眠りましたから、みんな早起きです。

朝も湯に入り、ゆっくりと朝食を頂いても、9時には出発することにしました。

出発のロビーで新聞を広げると、サロマ湖ウルトラマラソンの記事が出ています。
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